【北陸】
釜金繊維工業、鳥害を防止する繊維を開発
ゴム入り織物などを製造する釜金繊維工業(石川県かほく市、釜田金一郎代表)は鳥によるごみ置き場や菜園などの荒らし被害を防止するための繊維「鳥締役」を開発した。鳥害に悩む電力会社や自治体などを中心に売り込む。
鳥締役はコストが安く、収縮性の高いポリエステル製。1本の縦糸に対して、長さ10センチの糸をムカデの足のように1メートル当たり1800本の密度で垂直に結び付ける。さらに縦糸を軸にらせん状にねじった。これにより当たった光が乱反射する。そのまま畑に張り巡らせたり、ごみネットの縁に取り付けて使う。
鳥は光が反射する物体に近付かない性質を持つが、「らせん状にすることで、ただ糸を張るよりも大きな効果がある」(釜田代表)という。実験では繊維の周辺約2メートルは鳥が近付かなかった。
価格は1メートル当たり525円を予定。石川県から販路開拓のための繊維企業高度化推進補助金約149万円の支給を受けた。今後1年間で2000万―3000万円の売り上げを目指す。
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